みずたま先生のハンドメイド教室

意外と簡単♪イニシャル刺しゅうのやり方

イニシャル刺しゅうは難しそう?いいえ、意外と簡単です♪

実はわたしも刺しゅうはそこまで得意ではないのですが、

イニシャル刺しゅうは意外と簡単に刺せたので、刺し方を説明して行きますね。

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まずは道具を用意しましょう

刺しゅうをするには道具が必要です。

・刺しゅう枠

刺しゅうをするときには布をピンと張っていないとキレイに刺せません。

刺しゅう枠はお好みの大きさで良いのですが、わたしは15cmのものを使っています。

・刺しゅう糸

刺しゅうをするときには刺しゅう用の糸を買いましょう。

最寄りの手芸店で売っている好きな色を買いましょう。1つあればイニシャル刺しゅうには十分です。

・刺しゅう用針

刺しゅう用の針があると、キレイに刺せて便利です。

一つ持っておくとずっと使えます。わたしが使っているのはこのクロバーの刺しゅう針セットです。

・チャコペーパー

刺しゅうをするときには図案を写すためにチャコペーパーが必要です。

何色でもいいのですが、迷ったら青が使いやすいでしょう。

 

図案を用意します

刺しゅうしたい図案を用意します。

お手持ちの図案でお気に入りのものがあればそれでも良いですし、

わたしの場合はImprint MT shadowというフォントを使って

だいたいポーチのサイズに合うように大きさを調整しプリントアウトしました。

 

その他、「かわいい 英字 フォント」などの検索ワードで検索すると

色々なフォントが出てくるのでよかったら見てみてくださいね。

 

目安は、前回の記事にしたポーチのサイズ感だと、9cm×9cmの正方形に

きれいに収まるくらいの大きさにしています。

何か本などから図案を持ってくる場合は、コピーしましょう。

 

生地に図案を写します

上の図のように図案をコピーしたものとチャコペーパー、布地を順に重ねて

ピンや重しでしっかり固定したら、図案をコピー用紙の上から

ボールペンでグリグリと強めになぞって写していきます。

塗りの部分は写さなくて良いので、上の図のようにアウトラインの部分のみをなぞります。

 

チャコペーパーと図案を完全に外す前に、ちょっとめくってきちんと写せているか

確認をするのを忘れずにやりましょう。チャコの線が汚くなってしまうと、後で落とすのが大変ですし、

図案がきちんと写っていないと刺しゅうをするときに大変です。

 

刺しゅう糸を用意する

上の図の通りに刺しゅう糸を準備していきます。

糸の交換が面倒だからといって、つい長めに糸をとりたくなりますが

長過ぎる糸は絡まったり、刺しゅうが汚くなるもとです。

自分の肩幅の長さを目安に切りましょう。

 

アウトラインステッチで図案の縁取りをする

アウトラインステッチとは、上の図のように少しずつ戻りながら進んでいく刺しゅうのことです。

縁取りにこの刺しゅうをすることで、立体感が出ます。

刺し始めと刺し終わりは10cmくらい糸を余らせておきましょう。

 

刺しゅうでは始めと終わりに玉結びを作るのではなく、余った糸を

刺しゅうの裏側の糸の中をくぐらせて、際でカットします。

裏側の処理をきちんとすることで、表側の刺しゅうもよりキレイに仕上がります。

 

サテンステッチで面を埋めていきます

 

サテンステッチを刺す前に、ざっくりとしたサテンステッチを広い面のところに刺していきます。

上の図でいうところの赤い点線で囲まれている部分に刺します。

”ざっくりとした”ステッチなので、少しくらい隙間が空いていても大丈夫です。

 

刺せたら、丁寧なサテンステッチを刺していきます。

針目が並行になるように、隙間ができないように注意深く刺していきます。

隙間ができてしまったら、少し戻って刺し直しても大丈夫です。

 

サテンステッチの際も、刺し始めと刺し終わりの処理はアウトラインステッチと同じようにしましょう。

途中で糸替えのときも同じように処理します。

最後に処理しようと思って放っておくと絡まる原因になるので、

縫い終わったらその都度刺し始めと刺し終わりの糸を始末するようにしましょう。

 

サテンステッチがすべて刺せたら完成です!

難しそうですが、意外と簡単に出来ます。

少しぼこぼこしてしまっても、手縫いの味でそれもまた可愛いですよ♪

 

手作り小物にオリジナルの刺しゅうを施すと、作品のクオリティも愛着もぐぐっと増します。ぜひ試してみてくださいね♪